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特殊仕訳帳

  特殊仕訳帳は頻繁に使う重要な勘定科目専用の帳簿です。ここでは現金、当座預金、仕入、売上、手形用の帳簿をやります。 

これらの帳簿では買掛金と売掛金は専用の欄に記入し、 それぞれの合計額を出します。そして月末などにその合計額を普通仕訳帳や総勘定元帳へ転記します。さらに現金なども専用の欄が作られることがります。専用の欄がない科目は諸口とします。 

  特殊仕訳帳から総勘定元帳などへ転記する際に最も注意しなくてはならないのが、二重転記の防止です。例えば、現金出納帳と当座預金出納帳を使用している場合、当座預金への現金振り込みは両方の帳簿に記録されます。そのままだとその取引が2回分転記されてしまいます。そうならないよう現金出納帳の当座預金増減額、当座預金出納帳の現金増減額は転記しないよう、元帳欄に印を付けます。別に専用の特殊仕訳帳が作られている科目に印を付けることになります。仕訳で表現すると以下のようになります。

現金出納帳
(×)  当座預金   100,000   (貸)  現金   100,000

当座預金出納帳
(借)  当座預金   100,000   (×)  現金   100,000

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