

貸倒引当金(洗替法)
貸倒引当金については3級で差額補充法をやりました。貸倒引当金が5,000ある状態で10,000設定したい場合は足りない分のみを加えるこれですね。
(借) 貸倒引当金繰入 5,000 (貸) 貸倒引当金 5,000
一方、洗替法ではまずこの仕訳で貸倒引当金の残高をゼロにします。戻入は収益になります。同時に2つ目の仕訳で必要額を設定します。
(借) 貸 倒 引 当 金 5,000 (貸) 貸倒引当金戻入 5,000
(借) 貸倒引当金繰入 10,000 (貸) 貸 倒 引 当 金 10,000
修繕引当金
修繕引当金は所有する建物などの大規模修理に備えて積み立てる引当金です。1つ目の仕訳で設定します。
(借) 修繕引当金繰入 1,000,000 (貸) 修繕引当金 1,000,000
実際に修繕を行なったら引当金を消費させます。足りない場合は修繕費とします。
(借) 修繕引当金 1,000,000 (貸) 当座預金1,100,000
(借)
修 繕 費 100,000
修繕引当金を設定している建物を売却するなどし、必要なくなったら以下の仕訳で無くします。
(借) 修繕引当金 100,000 (貸) 修繕引当金戻入 100,000
製品保証引当金
製品(商品)保証引当金は売り上げた商品の無料修理などアフターサービスに必要と思われる現金を用意しておくためのものです。1つ目の仕訳で引当金を設定し、実際に修理を行なったら2つ目の仕訳を行います。無料修理期間が終わったら3つ目の仕訳で引当金を無くします。
(借)
製品保証引当金繰入 10,000 (貸) 製品保証引当金 10,000
(借) 製品保証引当金 7,000 (貸) 現 金
7,000
(借) 製品保証引当金 3,000 (貸) 製品保証引当金戻入 3,000
修理の際に材料を購入し、材料費などを計上した場合はこうなります。借貸の材料費が相殺され、費用計上されなくなります。引当金が材料費を肩代わりした感じです。
(借) 材 料 費
7,000 (貸) 現 金
7,000
(借) 製品保証引当金
7,000 (貸) 材料費
7,000
退職給付引当金
これは退職金支払いのために用意する引当金です。退職金は大きな金額になるので、事前に用意しておこうというわけです。1つ目の仕訳で用意し、実際に退職金を支払ったら2つ目の仕訳をします。年金基金などに掛け金を支払った場合も2つ目の仕訳になります。
(借) 退職給付費用
500,000 (貸) 退職給付引当金
500,000
(借)
退職給付費用
400,000 (貸) 現 金 預 金
400,000
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