

2級との違い
2級の工業簿記が1級では、工業簿記と原価計算に分かれます。違いはよく分かりませんが…両方とも25点満点の大問1つで、10点以下だと他科目の点数に関わらず、不合格となります。
内容ですが、2級に比べて資料が多い、製造工程が複雑になるなど計算量が飛躍的に増えています。例えば、工程別原価計算では複数の部品が出てきたり、仕掛品を外注加工に出し、戻ってきたものをさらに加工するなどします。時間切れになる恐れもあり、問題を理解しているかだけではなく、計算速度も問われます。また、2級では四則計算だけで解ける問題がほとんどでしたが、部門別原価計算で方程式を解いて配賦額を求めるなど、数学的なレベルも上がります。
もちろん、2級では全くやらなかった問題も出ます。特に差額原価が重要です。これは、新しい生産設備の購入、今まで内製していた部品を購入に切り替える、といった案が現状に比べて有益かどうか判断させる問題です。
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